岩絵具の粒状性について
		当社の岩絵具は、天然岩絵具、新岩絵具、京上岩絵具に分かれています。
			いずれも塊を砕いて粉末にし、粒子の大きさにより10 段階に選り分け、下記のように標準番号に区分けしてあります。
		
			
				
				代表的な天然岩絵具である岩群青・松葉緑青と、新岩絵具・京上岩絵具の印象的な各色。
				
				
					
					伝統的な日本画の顔料である岩群青は、藍銅鉱(らんどうこう、Azurite:アズライト)からつくられ、深く強い青がかもしだすその美しさから、古来、貴重な顔料として使用されてきました。
				 
				
				
					
					原料となるマラカイト(Malachite)は、緑色の単斜晶系の鉱物で、縞模様が孔雀の羽の模様に似ていることから、孔雀石(くじゃくせき)とも呼ばれています。